はじめまして
50代看護師ブログ「なんとなくなんとかなるナース」をごらんいただきありがとうございます。
このブログの管理者の『すとかわ』です。
私はとある地方の50代看護師で、現在は特別養護老人ホームで働いています。
休みの日には、マンガやアニメ・YouTubeを見たり、おいしいものを食べて温泉を楽しんだりしています。
高校進学時、親から『手に職をつけたほうがいい』とすすめられ、衛生看護科のある高校に進学して准看護師資格を取得しました。
その後、准看護師として働きながら正看護師の資格も取得しました。
高校卒業後から30年以上看護師として働いています。
看護師として、はたらくこと
私は30年以上、500床くらいある総合病院で働きました。
病棟・デイケア・訪問診療などを経験し、後半は障がい者病棟で夜勤ありのフルタイム勤務をしました。
- 始業1時間前から情報収集・内服や注射の準備
- 勤務時間は計画的に動かないとケアが間に合わない
- 終業時刻になり、やっとデスクワーク
- 保育園のお迎えは、ほとんど最後
かなりキツかったのですが『みんな大変』『どこも一緒』といわれていて、よその事もまったく知らず『これが当たり前』だと思っていました。
職場環境はさまざま
総合病院は慢性的に人員不足
病棟ではいつもスタッフが不足していて、日勤の受け持ちがすごく多くて大変でした。
そのうえ退職・産休・病気で欠勤・長期研修で不在、さらに急性期病棟への人員補充などでスタッフが減らされていきます。
仕事以外でも複数の委員会や研修の参加義務があり、やることはパンク状態。
やっときた人員補充は4月の新規採用の新人さんで、日勤者より多い新人看護師さんたちの指導をしながら今までの業務をこなさなければなりませんでした。
個人病院のクリニックへ転職
病棟勤務に限界を感じていたころ、知り合いから管理者候補を探しているとおさそいを受けました。
ゆったりとした職場で好待遇で、一生懸命おさそいいただいたので正社員として転職。
ところが
クリニックには人件費の関係で、正社員になれなかった人が多くいました。
その中の社労士の資格がある事務員の方が私の待遇を知ったらしく、上司をまきこみ
- 決定権はないけど責任はある
- 給料を下げる
ということを認めろと言い出す始末。
それ以前にもいろいろな言いがかりを受けて対応してきていましたが、これ以上がんばっても先はないなと感じました。
すこし適応障害の症状も出始めていたため、心療内科を受診して診断書をいただき、休業をへて退職しました。
職業訓練にかよってみた
看護師やケアマネージャーなどの資格はもっていたので、すぐ再就職をしてもよかったのですが、ブログ運営をしていることもありWebデザイナーの職業訓練をうけることにしました。
ハローワークで無料でWebデザインを勉強することができます。
ハローワークの相談員の方は、とても不思議そうな顔をしていらっしゃいましたが。
職業訓練の一環なので、「キャリアコンサルティング」もカリキュラムに入っていました。
半年間、看護師をしているだけでは経験しないような体験をさせていただきました。
職業選択はいろいろありましたが、収入やはたらきかたを考慮すると、結局『看護師』として再就職を選びました。
特別養護老人ホームへ就職
再就職先は特別養護老人ホームです。
退職して間もないころ施設見学をさせていただいた施設で、『Webデザイナーのスクールに行きたい』という希望を話したら、終わるまで待っていてくださった優しい職場です。
- 夜勤なし、ほぼ定時退社
- 総合病院時代より月収4万円アップ
- 70代看護師さんが正社員待遇で活躍中
という定年前の私には魅力的な職場でした。
ゆったりした雰囲気で時間に追われることもなく、体力的な負担はありません。
あんなに身を削って、夜勤や時間外労働をしていたのは何だったんだろうと思いました。
50代でも転職できた
- 待遇なんてどこも一緒
- もう年齢的に転職すると不利になる
とずっと思いながら総合病院でクタクタになるまで働いていましたが、そんな事はありませんでした。
50代看護師ブログ『なんとなくなんとかなるナース』では、定年が近いからとあきらめず、自分に合った職場でたのしく働けるような転職をするお手伝いができるよう情報発信をします。